メディカルダイエットと肥満外来のInstagram広告設計を示すアイキャッチ画像

メディカルダイエット・肥満外来クリニックがInstagram広告で集患する方法と安全な広告設計

メディカルダイエット・肥満外来クリニックのInstagram広告は、体型を煽る痩身広告ではなく、医師に相談できる体重管理の入口として設計すると、無理なく予約につながります。

広告の成否を決めるのは派手な見た目ではありません。費用や副作用、治療期間、個人差をLPで確認できる導線と、カウンセリング予約までの分かりやすい流れこそが結果を左右します。

この記事では、クリエイティブの作り方から配信面の選び方、医療広告ガイドラインを踏まえた表現、予約導線、CV測定まで、肥満外来ならではの注意点とともに整理していきます。

メディカルダイエット・肥満外来のInstagram広告が患者との最初の接点になる

Instagram広告が肥満外来と患者の最初の接点になる流れを示すイラスト

Instagram広告は、検索する前の段階で医療ダイエットや肥満外来を知ってもらう、患者との最初の接点になります。検索広告やMEOが今すぐ探す人を拾うのに対し、Instagramは比較検討前の人にも自然に届く点が違いです。

Instagram広告と医療ダイエットがかみ合う場面

スマートフォンでフィードやリールを眺める時間に、医療ダイエットや肥満外来の情報を自然に差し込めるのがInstagram広告の強みです。文字主体の検索結果と違い、診療の雰囲気や相談しやすさを画像や短い動画で伝えられます。

とはいえ、痩せた体を見せて憧れを誘う痩身広告にすると、医療機関の発信としては不自然になります。医師に相談できる体重管理という診療テーマで届けることが、肥満外来らしい接点づくりの出発点でしょう。

検索前の潜在層から再訪層まで届く理由

体重や生活習慣が気になり始めても、多くの人はすぐに医療機関を検索しません。漠然とした不安を抱えたまま日々を過ごす潜在層へ、押しつけがましくない形で届くのがInstagram広告の役割といえます。

一度LPやプロフィールを見た人へ再び表示するリターゲティングは、比較検討を後押しします。フィードで知り、保存し、後日プロフィールを確認して予約へ進む流れを、広告全体で支えていきましょう。

自由診療と保険診療で変わる広告の打ち出し方

メディカルダイエットには、自由診療として行う体重管理と、肥満症など保険診療で扱う領域があります。費用や対象が大きく異なるため、広告で打ち出す内容も変えていきましょう。

自由診療では費用やリスクの透明性が信頼を左右します。肥満症の治療では、医師の診断が前提になることをきちんと示し、安易な美容目的の訴求と切り分けて伝えることが大切です。

自由診療と保険診療で異なる広告の重点

観点自由診療の体重管理保険診療の肥満症治療
主な対象体重管理を希望する本人肥満症と診断された人
費用全額自己負担で明示が必要保険適用で一部負担
広告の重点費用とリスクの透明性医師の診断が前提

この違いを曖昧にしたまま配信すると、自由診療を保険診療と勘違いされたり、その逆が起きたりします。広告とLPで対象と費用をはっきり分けて示すことが、誤解を防ぐ前提になります。

検索広告やMEOやLINEと役割を分けて考える

Instagram広告だけで集患のすべてをまかなおうとすると、かえって成果が見えにくくなります。検索広告は今すぐ探す人を、MEOは近くで通える場所を、LINEは相談の継続を担う、という役割分担で考えてみてください。

Instagram広告が得意とするのは、まだ検索していない層への認知と、比較検討中の人への後押しです。それぞれの入口がつながって初めて、カウンセリング予約という成果に結びついていきます。

メディカルダイエット広告に触れた人がたどる心理と行動

メディカルダイエット広告を見た人の心理と行動を示すイラスト

広告を見た人がすぐ予約するとは限りません。多くは費用や副作用を気にしながら保存やプロフィール確認をくり返し、納得してから一歩を踏み出します。その心理を知ることが、押しつけない広告の土台になります。

広告を見るのは本人 家族が健康を心配する場合もある

メディカルダイエットの広告を見る中心は、体重や生活習慣が気になっている本人です。ただし、肥満症や生活習慣病の文脈では、家族が本人を心配して情報を集める場合もあります。

どちらに届くかで響く言葉は変わります。本人には安心して相談できる雰囲気を、家族には医師が継続して見てくれる体制を伝えると、それぞれの不安にこたえやすくなるでしょう。

費用や副作用や薬剤や継続期間への気がかり

広告に触れた人がまず気にするのは、費用がいくらかかるのか、副作用はないのか、薬を使うのかどうかです。続けて通えるのか、オンラインで完結するのかも、行動を左右する大きな関心になります。

広告を見た人が気にすること

  • 費用と支払い方法
  • 副作用と安全性
  • 薬を使うかどうか
  • 通院の頻度と期間
  • オンライン診療の可否

これらの疑問に広告の段階で誠実に向き合う姿勢が、信頼の入口になります。すべてを画像に詰め込む必要はなく、LPで確認できる導線を用意しておけば十分でしょう。

保存やプロフィール確認から始まる静かな検討行動

広告を見てから予約するまでには、静かな検討行動が挟まります。気になる投稿を保存し、後でプロフィールを開き、料金ページや治療内容ページを見比べる、という動きです。

この間に売り込みを重ねると、かえって離れていきます。必要な情報にいつでもたどり着ける状態を整え、本人のペースを尊重する設計が向いています。

本人の体型や心理を決めつける広告がなぜ嫌われるのか?

「太っている方へ」「痩せたいあなたへ」といった呼びかけは、本人の身体や心理を勝手に決めつける表現です。痛いところを突くように感じさせ、かえって距離を生みます。

摂食行動や自己評価は、とても繊細な領域でしょう。属性を指摘せず、あくまで医療として相談できる選択肢を示す言い方に置きかえることが、肥満外来の広告では欠かせません。

肥満外来がInstagram広告に取り組むべき理由

肥満外来がInstagram広告に取り組む理由を示すイラスト

診療の質が高くても、知ってもらえなければ相談にはつながりません。肥満外来がInstagram広告に取り組む価値は、診療方針や相談しやすさを視覚で伝え、比較検討の入口を作れる点にあります。ただし広告だけで予約が増えるわけではありません。

診療方針と相談しやすさを画像と動画で伝えられる

肥満外来の広告では、医師がどう関わるのか、どんな雰囲気で相談できるのかが伝わると安心感が生まれます。静止画で診療内容を端的に示し、リールやストーリーズで相談の流れを短く見せると、文字だけより伝わりやすくなります。

視覚で伝えられるからこそ、見せ方を誤ると体型を強調する痩身広告に近づく危うさもあります。あくまで医師に相談できる体重管理という軸を外さないことが大切でしょう。

費用と治療内容と通院頻度をカルーセルで整理できる

費用や治療内容、通院の頻度は、長々と説明するより1枚ずつめくれるカルーセル広告が向いています。相談から診察、治療の選択肢、費用の目安という順で並べると、流れが頭に入りやすくなります。

ただし数字を断定しすぎると、効果や費用の保証と受け取られかねません。目安であることや個人差があることを添え、詳細はLPで確認してもらう形が安全です。

向いているクリニックと向いていないクリニックの違い

Instagram広告が向くのは、費用や治療内容を明示でき、予約導線とLPを整えられるクリニックです。逆に、LPがなく料金も非公開のまま広告だけ出すと、せっかくの関心が予約に結びつきません。

オンライン診療に対応していたり、継続的な体重管理を提供していたりすると、Instagramとの相性はさらに高まります。自院の体制を踏まえ、広告に踏み出すかどうかを判断してみてください。

Instagram広告に向くクリニックの条件

観点広告が向くクリニック見直しが必要なクリニック
費用表示料金を明示できる料金が非公開のまま
LP治療内容を整理済みLPが未整備
予約導線Web予約や相談窓口がある電話のみ

広告を始める前に整えたいLPと予約フォーム

広告を出す前に整えておきたいのが、LP、料金表、リスク説明、予約フォームです。関心を持った人が着地する場所が未整備だと、費用やリスクが分からず離れてしまいます。

クリエイティブ、LP、予約導線、計測がそろって初めて、Instagram広告の良し悪しを評価できます。広告を出すこと自体を目的にせず、受け皿を先に用意する順番をおすすめします。

体型を煽らないメディカルダイエットのInstagram広告クリエイティブの作り方

体型を煽らないメディカルダイエット広告作りを示すイラスト

クリエイティブの軸は、見た目の美しさではなく、相談体制と費用、リスク、治療の選択肢を分かりやすく示すことです。体型を強調する痩身広告から距離を置くほど、肥満外来としての信頼は高まります。

体型を刺激しない静止画の作り方

静止画では、医師に相談できること、診療内容、費用の確認先、予約導線を端的に伝えます。痩せた体を見せて憧れを誘うのではなく、相談の入口だと一目で分かる構成を目指しましょう。

人物を使う場合も、体型を強調しない自然な雰囲気にとどめます。体重計や腹部のアップ、極端な露出は、肥満外来の広告にはふさわしくありません。

静止画で避けたい見せ方

  • 体重計や数値の強調
  • 腹部や体型のアップ
  • ビフォーアフターの並置
  • 過度な露出

文字情報を詰め込みすぎないことも大切です。伝えたい要素を1枚に1つへ絞り、続きはプロフィールやLPで確認してもらう前提にすると、清潔感のある静止画に仕上がります。

リールとストーリーズで医師相談の流れを伝える

リールは冒頭の1〜2秒で内容が伝わるかどうかが分かれ目です。「医療ダイエットを始める前に確認したいこと」のように診療テーマとして提示すると、煽らずに関心を引けます。

「あなたは太っていませんか」といった本人への問いかけは避けましょう。医師相談の流れや、費用とリスクをきちんと説明する姿勢を短い動画で見せるほうが、安心して次の行動へ進めます。

ストーリーズは予約導線や情報整理に使える反面、限定割引や残りわずかといった緊急性の演出には注意が必要です。費用の確認先や予約方法を分かりやすく示すことに徹すると、医療広告として落ち着いた印象になります。

カルーセルで費用と治療内容とリスクを整理する

カルーセルは、相談、診察、治療の選択肢、費用、副作用、予約方法という順で1枚ずつ整理するのに向いています。一度に伝えきれない内容を、読み手のペースでめくってもらえる利点があります。

費用を載せるときは、目安であることと個人差があることを必ず添えます。副作用やリスクにも触れ、詳細はLPで確認できるようにしておくと、誤認を防げるでしょう。

広告文、画像、LP、料金ページの内容は、必ず一致させてください。広告では安く見せてLPで高い、といった食い違いは信頼を損なうだけでなく、医療広告としても問題になります。

GLP-1など薬剤の見せ方とカウンセリング予約へ導くCTA

GLP-1をはじめとする薬剤を扱うときは、効果を保証したり、簡単に痩せられると印象づけたりする見せ方を避けます。薬剤画像を前面に出して安易な使用をうながすのではなく、医師の診察と説明が前提だと示しましょう。

美容目的での安易な薬剤訴求は、医療広告ガイドラインの観点でも危うさがあります。適応や副作用、禁忌があることを踏まえ、相談のうえで判断する流れに落とし込むことが大切です。

CTAは「カウンセリング予約」「医師に相談」「費用を確認」「診療内容を見る」など、次の行動が具体的に分かる言葉を選びます。煽らないCTAほど、本人が安心して押せるボタンになります。

肥満外来のInstagram広告で成果を分ける配信面とオーディエンス設計

Instagram広告の配信面とオーディエンス設計を示すイラスト

配信面ごとに役割は違います。フィードは信頼と認知、リールは相談テーマの提示、ストーリーズは予約導線、発見タブは潜在層との出会いに向いています。役割を分けて設計するほど、無駄打ちは減るでしょう。

配信面向く役割気をつけたい点
フィード診療内容の認知と信頼情報の詰め込みすぎ
リール相談テーマの短い提示煽り演出への偏り
ストーリーズ予約導線とお知らせ緊急性の出しすぎ
発見タブ潜在層との出会い誤認を招く表現

フィードとストーリーズとリールと発見タブの使い分け

フィードは診療内容をじっくり伝えやすく、信頼感の醸成に向いています。リールは短尺で相談テーマを届けられますが、驚きや極端な変化を狙う演出はTikTok寄りになりやすいため、肥満外来では控えたいところです。

ストーリーズは予約導線やお知らせに使える反面、緊急性の演出に流れがちです。発見タブは、まだ医療ダイエットを検索していない潜在層と出会える場所として、認知の入口に位置づけると良いでしょう。

通院型とオンライン型で変える地域配信

通院が前提のクリニックでは、無理なく通える範囲に地域を絞ると来院につながりやすくなります。広い範囲へ配信しても、遠方の人の関心は予約に結びつきにくいからです。

オンライン診療に対応しているなら、対象地域を広げる判断もできます。ただし、オンラインで完結できる条件や対象を広告とLPで明確にしておかないと、来院前提の人との行き違いが起きてしまいます。

新規向けと再訪向けの広告セット設計

広告セットは、まだ自院を知らない新規向けと、一度接点を持った再訪向けに分けて考えます。新規には診療内容や相談しやすさを、再訪には費用やオンライン相談など一歩進んだ情報を届けると、それぞれに響きやすくなります。

LPを見た人、動画を見た人、プロフィールを訪れた人へのリターゲティングは、比較検討中の背中を押します。一方で同じ広告を何度も見せすぎると、しつこさにつながるため、表示の頻度には気を配りましょう。

興味関心ターゲティングとAdvantage系機能の注意点

興味関心ターゲティングは便利ですが、万能ではありません。「肥満に関心がある人へ配信する」といった雑なくくり方は、本人にプライバシーへ踏み込まれたような不快感を与えかねません。

類似オーディエンスを使うときも、元になるデータが偏っていれば精度は上がりません。Advantage+配置などの自動化機能も成果を保証する道具ではなく、土台が整っていてこそ働くものだと捉えてください。

広告セットを細かく分けすぎると、1つあたりのデータが貯まらず、学習が進みにくくなります。配信面とオーディエンスは、欲張らずに整理することが結果的な近道でしょう。

医療広告ガイドラインを守るメディカルダイエット広告の表現と審査の注意点

医療広告ガイドラインを守る表現と審査の注意点を示すイラスト

自由診療として体重管理を扱うなら、費用やリスク、副作用、期間、回数、個人差をLPで確認できることが前提です。そのうえで本人の身体や心理を決めつけず、効果を保証しない表現に整えることが、審査でも患者保護でも欠かせません。

体型や体重を本人に突きつけない言い方

医療広告では、個人属性や身体状態を断定する表現を避けます。「太っている方へ」「自分の体型に悩むあなたへ」のような呼びかけは、本人を決めつけるうえに、肥満を恥のように扱う印象を与えてしまいます。

外見のコンプレックスを刺激するのではなく、健康や生活習慣の観点から相談できる選択肢として示しましょう。摂食障害や心の健康に配慮し、追い詰めない言葉を選ぶ姿勢が、医療機関の発信には欠かせません。

避けたい表現と安全な言いかえ

避けたい表現安全な言いかえ
短期間で理想の体型へ医師と続ける体重管理
食事制限なしで痩せる生活習慣を医師と見直す
GLP-1で簡単ダイエット薬剤も含めて医師に相談
症例多数だから安心診療内容と費用を確認

言いかえの軸は、本人を急かさず、判断を医師の診察にゆだねる点にあります。同じ内容でも、結論を押しつけるか相談へ促すかで、受け取られ方は大きく変わります。

薬剤と自由診療の表現で確認したいこと

GLP-1などの薬剤は、効果を過度に強調したり、安易な美容手段として打ち出したりしないよう注意します。適応や副作用、禁忌があり、医師の診察を経て使うものだという前提を崩さないことが大切です。

自由診療では、費用やリスク、副作用、治療期間、通院回数、個人差をLPで確認できる状態を整えます。広告の見た目だけ良くしても、これらの情報が欠けていると、広告全体が誤認を招くリスクを抱えてしまいます。

ビフォーアフターや口コミに頼らない広告設計

ビフォーアフターを広告の主軸に据えると、効果の保証や誇張と受け取られやすくなります。減った体重の数字を大きく見せる演出も、個人差を無視した印象を与えかねません。

口コミや体験談、ランキング、地域No.1、最安といった表現も、医療広告では避けたいところです。評判で選ばせるのではなく、診療内容と相談体制で判断してもらう設計に切りかえましょう。

クリエイティブとLPを横断する検収の基準

検収はクリエイティブだけで終わりません。画像、動画、字幕、サムネイル、LP、プロフィールまで横断して、危うい表現が残っていないかを確かめます。

審査を通すこと自体を目的にしないことも大切です。本人が誤認せず、医師の診察と説明を受けて判断できる導線になっているか、という視点で全体を見直してください。

Instagram広告の次につながるLPとプロフィールと予約導線の整え方

Instagram広告からLPと予約導線へつなげる流れを示すイラスト

広告で関心を持った人の多くは、プロフィールやLPを確かめてから予約します。だからこそ、診療内容や費用、予約方法へ迷わず進める導線づくりが、広告の成果を最後に左右します。

プロフィールで信頼と予約導線を補う

Instagramのプロフィールは、広告から来た人が最初に確認する場所です。診療内容、医師監修の有無、オンライン対応、予約方法、費用ページへの導線を整理しておくと、迷わず次へ進めます。

ハイライトには、治療の流れ、費用、よくある質問、リスクの説明をまとめておきましょう。広告で語りきれない情報をプロフィールが補うと、安心して予約に踏み出せる土台ができます。

LPで費用と副作用と治療期間を明示する

LPのファーストビューでは、広告と同じ診療テーマをまず示します。広告では体重管理の相談を打ち出したのにLPが美容痩身一色では、来た人が戸惑ってしまうからです。

薬剤や治療内容、費用、副作用、通院頻度を確認できることが、メディカルダイエットのLPでは欠かせません。費用やリスク、期間、個人差の情報が不足すると、それが広告全体のリスクへ跳ね返ってきます。

医師の診察が前提であることや、オンライン診療の条件、対象地域も明確にします。読み手が自分に当てはまるかを判断できるLPほど、質の高い予約につながるでしょう。

カウンセリング予約と診察予約は何が違うのか?

カウンセリング予約と診察予約を、同じものとして扱わないことが大切です。まず話を聞きたい人と、すぐ診察を受けたい人では、求めている入口が違います。

広告のCTAやLPのボタンで、どちらの予約なのかを分かりやすく示しましょう。混同したまま誘導すると、思っていた予約と違ったという不満につながりかねません。

LINE相談とオンライン相談とスマホ前提のフォーム改善

LINE相談やオンライン相談は、いきなり来院するのはハードルが高いという人の受け皿になります。気軽に質問できる窓口があると、比較検討中の人も一歩を踏み出しやすくなるでしょう。

予約フォームは、スマートフォンで料金表や注意事項まで読める前提で整えます。入力項目は必要最小限にとどめ、体重や病歴などの繊細な健康情報を過度に入力させない配慮も求めたいところです。

広告、プロフィール、LP、予約フォームの内容が一致していることを、最後にもう一度確かめてください。どこかで言っていることが食い違うと、それだけで信頼は揺らいでしまいます。

接点ごとに見せたい情報

接点見せたい情報ねらい
プロフィール診療内容・予約方法・費用導線最初の確認に答える
LP費用・副作用・期間・個人差判断材料をそろえる
予約フォーム予約の種類・必要最小限の入力迷いなく予約へ進む

メディカルダイエット広告の予算配分とCV測定で見るべき指標

メディカルダイエット広告の予算配分とCV測定を示すイラスト

Instagram上で反応が多くても、それだけで成果とは言えません。来院や適切な相談につながったかどうかを、広告管理画面とは別に実来院で確かめることが、医療機関では欠かせません。

主CVと補助CVを分けて評価する

予算は、まず使い切れる範囲から始め、データを見ながら調整していくのが現実的です。月額の枠を決め、CPM、CPC、CTR、CVR、CPAといった指標で配信の効率を見ていきます。

主CVは、カウンセリング予約やWeb予約、初診予約、オンライン相談予約です。一方で保存や動画視聴、プロフィールアクセス、料金ページ閲覧、LINE相談は補助CVとして分けて扱いましょう。

LTVを大きく見積もりすぎると、許容できるCPAの判断を誤ります。自由診療だからと過大評価せず、継続率や来院の実態に即して考えることが大切です。

保存やプロフィール遷移は予約とどう違うのか?

保存や動画視聴は、関心が高まっているサインではありますが、来院と同じ重みで見てはいけません。たくさん保存されても、予約や来院に進まなければ成果とは言えないからです。

補助CVは、本命の予約へ向かう途中の手がかりとして眺めます。プロフィール遷移や料金ページの閲覧が増えたなら、予約導線のどこで止まっているかを点検する糸口になります。

主CVと補助CVと来院実績の見方

区分あてはまる行動評価の仕方
主CVカウンセリング・Web・初診予約来院につながる本命
補助CV保存・動画視聴・料金閲覧関心の高まりの目安
来院実績実際の来院や相談最終的な成果の確認

MetaピクセルとConversions APIで気をつけたいこと

MetaピクセルやConversions APIを使うと、LP遷移やフォーム到達を計測できます。広告のどこが効いているかを把握する助けになりますが、扱う情報には配慮が必要です。

体重や病歴といった繊細な健康情報を、不必要に広告計測へ送らないことが大切です。Conversions APIを使う場合も、何を送り何を送らないかを決め、プライバシーへの配慮を欠かさないようにしましょう。

予約台帳と来院実績を照らし合わせて週次月次で改善する

管理画面の数字だけでは、本当の成果は見えません。予約台帳や電話履歴、来院実績、キャンセル率と照らし合わせて、広告の評価を確かめていきます。

診療対象外の問い合わせや、薬剤だけを希望する問い合わせなど、質の低いCVが混ざっていないかも点検します。数だけ追うと、来院につながらない反応を成果と誤解しかねません。

週次では、クリエイティブやCTR、CPC、LP遷移を確認します。月次では、CPAや予約率、来院率、カウンセリング後の移行率を見て、改善の打ち手を考えていきましょう。

メディカルダイエット・肥満外来のInstagram広告で最初に見直すべきこと

肥満外来のInstagram広告で最初に見直すべきポイントを示すイラスト

最初に見直すべきは、広告の本数ではなく、表現とLPと予約導線と計測の土台です。これを整えてから配信を広げるほうが、結果として早く成果に届きます。

  • 体型を煽らないクリエイティブと表現
  • 費用・リスク・副作用・期間・個人差を示すLP
  • カウンセリング予約と診察予約の導線
  • フィード・リール・ストーリーズの役割分担
  • 主CVと補助CVの分離と計測の照合

体型を煽らないクリエイティブと安全な表現から見直す

最初に確かめたいのは、体型コンプレックスを刺激していないか、本人を決めつける表現が残っていないかです。効果保証や短期成果、副作用なしといった危うい言葉も、あわせて洗い出しておきましょう。

安全な表現は、一度直せば終わりではありません。配信を続ける中で表現が崩れていないか、継続して点検する習慣が、医療機関の広告では欠かせません。

費用とリスクを示すLPとカウンセリング予約への導線

次に、費用、リスク、副作用、期間、個人差をLPで確認できるかを見直します。これらがそろっていないと、どれだけ広告を工夫しても誤認のリスクが残ってしまいます。

そのうえで、カウンセリング予約と診察予約の導線が分かれているか、フィード、リール、ストーリーズの役割分担ができているかを確かめます。広告から予約までの道筋を、改めて一本につなげてみてください。

主CVと補助CVの分離と計測の照合を続ける

最後に、主CVと補助CVを分けて評価できているかを確認します。保存や動画視聴を来院と同一視せず、本命の予約と切り分けて見る姿勢が、判断のぶれを防ぎます。

MetaピクセルやConversions API、予約台帳との照合まで整えば、広告と実来院をつないで評価できます。安全な表現、LP情報、予約導線、計測という順番で土台を固めることが、肥満外来の集患を支える近道でしょう。

メディカルダイエット・肥満外来クリニックの他媒体の広告運用ガイド

この記事を書いた人Wrote this article

AIで集患している人@山岡

AIで集患している人@山岡

自社の本業は医薬部外品等のネット通販。某巨大企業の社畜マーケターとしても活動中。個人マーケと大手マーケ、社長と社畜、の両岸を現在進行形で行っているのが最大の強み。某メジャー競技で全国優勝多数の元アスリート。生活も仕事もストイックすぎて誰ともなじめず友達はいないが悩んでもいない。AIエージェントをフル活用した「集患の全自動化」に挑戦中。すでに全自動化の仕組みは完成しており現在はテストを繰り返してバグを修正中。

執筆者・監修者について

監修者Supervisor

Dr.大木 沙織(おおき さおり)

皮膚科医 / 内科専門医 / 大木皮ふ科クリニック副院長

順天堂大学医学部卒業後、済生会川口総合病院・三井記念病院にて臨床研修を修了。現在は医療法人社団緑生会 大木皮ふ科クリニック(神奈川県相模原市)副院長。皮膚疾患全般に加え、内科・総合診療にも精通。当サイトの全記事の医学的正確性の監修を担当。