小児科クリニックのInstagram広告集患と予約導線を示すアイキャッチ画像

小児科クリニックのInstagram広告集患|保護者を予約につなげる広告設計のコツ

小児科クリニックの集患でInstagram広告を考えるなら、映える画像づくりよりも、保護者が安心して予約まで進める導線を整えることが先です。

検索広告のように症状を調べた人を待つのではなく、フィードやストーリーズで広告に触れた保護者を、保存・プロフィール確認・LP・Web予約へとつなぐ媒体として扱います。

この記事では、クリエイティブ、配信面、医療広告ガイドライン、予約導線、CV測定までを一体で組み立て、広告費を無駄にしない小児科クリニックのInstagram広告集患の進め方をお伝えします。

小児科クリニックのInstagram広告でつくれる保護者との接点

小児科クリニックがInstagram広告で保護者との接点を作る様子

小児科クリニックのInstagram広告は、症状を検索した瞬間の保護者を待つ広告ではありません。発熱や予防接種が気になり始めた段階の保護者に、フィードやストーリーズで先に出会うための接点づくりが役割です。

なぜ今、小児科クリニックがInstagram広告なのか

子どもの体調を心配する保護者の多くは、受診の前にスマートフォンで情報を探します。検索する人もいますが、検索する前から日常的にInstagramを開いている保護者も少なくありません。

Instagram広告は、その日常の閲覧の流れに自然に入り込み、医院の存在と診療範囲を先に知ってもらう接点になります。検索結果の上位を競う前に、比較検討の入口へ立てる点が小児科クリニックにとっての価値といえます。

広告を見るのは本人ではなく保護者という前提

小児科クリニックの広告で予約を決めるのは、子ども本人ではなく保護者です。母親が見て保存し、後で父親や祖父母と相談してから予約する、という流れも珍しくありません。

だからこそ広告は、保護者がその場で判断できる情報と、家族に見せて相談しやすい情報の両方を備える必要があります。誰が見て、誰が決めるのかを意識した設計が、予約数を左右するでしょう。

検索広告・MEO・SEO・LINEとの役割分担

Instagram広告は、ほかの集患手段と役割が違います。検索広告は症状名で探す顕在層に強く、MEOやSEOは近くの小児科を探す人に届きます。

一方でInstagram広告は、まだ検索していない潜在層や、医院を比べている検討層へ視覚で接触する役割を担います。LINEは相談や予約の受け皿として、Instagram広告と組み合わせると流れがつながります。

集患手段主に届く層小児科での主な役割
検索広告症状名で探す顕在層受診を急ぐ保護者への対応
Instagram広告潜在層・比較検討層視覚接触から保存・予約へ
MEO・地図近隣で探す人来院前の所在地確認
LINE接触済みの保護者相談・予約の受け皿

Instagram広告が向く小児科、向きにくい小児科

すべての小児科クリニックにInstagram広告が向くわけではありません。予約方法やLPが整っておらず、広告から来た保護者の受け皿がない医院では、費用が空回りしやすいといえます。

逆に、Web予約や予防接種予約の仕組みがあり、診療時間や感染対策を分かりやすく伝えられる医院は、広告の効果を受け止めやすいでしょう。出稿する前に、自院の受け皿が整っているかを確かめることが先決です。

小児科クリニックのInstagram広告を見る保護者の不安と行動

Instagram広告を見た保護者が保存から予約へ進む行動の流れ

子どもの不調を心配する保護者は、広告を見ても即予約とは限りません。今すぐ受診したい人、情報を集めている人、家族と相談したい人が混ざっているという前提に立つと、広告とLPの役割が見えてきます。

広告に触れる保護者の状況はひとつではない

同じ広告でも、保護者の状況はさまざまです。夜間に発熱した子どもを前にして翌朝の受診先を探す人もいれば、予防接種の時期を調べている人、健診先を比べている人もいます。

緊急度が高い保護者には予約方法と診療時間が刺さり、検討段階の保護者には診療範囲や雰囲気が効きます。ひとつの広告に情報を詰め込みすぎず、状況ごとに導線を分けて考えると無理がありません。

保存・プロフィール確認・LP遷移という行動の流れ

Instagram広告を見た保護者は、いきなり予約するとは限りません。気になれば保存し、プロフィールを確認し、LPを読み、納得してから予約や電話に進みます。

  • 広告を見て保存する
  • プロフィールを確認する
  • ハイライトや固定投稿を読む
  • LPで診療範囲と予約方法を確認する
  • Web予約・電話・相談へ進む

この一連の動きは、検索広告のクリックから予約までの直線的な流れとは違います。途中のどこかでつまずくと保護者は離れるため、広告だけ、LPだけを単独で磨くのではなく、つながりとして整えることが予約率を押し上げます。

配信面ごとに変わる見られ方

フィード、ストーリーズ、リール、発見タブでは、保護者の見方が変わります。フィードはじっくり読まれやすく、ストーリーズは数秒で流れ、リールは動きと音で印象づきます。

発見タブでは、興味に近い内容として偶然出会われやすい特徴があります。配信面ごとに伝える情報量と見せ方を変えると、保護者の理解が深まるでしょう。

不安を煽らずに受診相談へ導く伝え方

医療広告で守るべき大原則は、保護者の不安を煽らないことです。放置すると危険、その症状は感染症かも、といった表現は、行動を急がせるようでいて医院への信頼を損ないます。

代わりに、発熱や予防接種について相談できること、予約方法が分かりやすいことを落ち着いて伝えます。子どもの症状を広告で決めつけず、相談の入口として案内する姿勢が信頼につながります。

検索広告やMEOだけでは届かない層に小児科がInstagram広告で出会える理由

検索前の保護者へ小児科の雰囲気や診療範囲を届けるイラスト

Instagramで認知を広げれば予約が増える、という理解は正確ではありません。Instagram広告の値打ちは拡散ではなく、検索前の保護者に医院を知ってもらい、誤解なく信頼を育てて予約へつなぐ点にあります。

検索する前の保護者に出会えるという強み

検索広告やMEOは、すでに小児科や発熱といった言葉で探している保護者に届きます。届く相手は確かですが、まだ探していない層には接触できません。

Instagram広告は、子育て中の保護者が日常的に見る画面に出るため、検索前の段階で医院を知ってもらえます。いざ受診先が必要になったとき、思い出してもらえる関係づくりが強みです。

雰囲気や診療範囲を視覚で伝えられる

文字だけでは伝わりにくい院内の雰囲気や相談しやすさを、画像や動画で示せるのもInstagram広告の利点です。初めての小児科に不安を感じる保護者にとって、待合の様子や受診の流れが見えることは安心材料になります。

予防接種や乳幼児健診に対応していること、感染対策に配慮していることも、視覚で伝えると理解が早まります。

広告を出す前に整えるべき土台

広告で反応を得る前に、整えておきたい土台があります。LP、プロフィール、Web予約や電話の導線、そしてCVを測る仕組みです。

整える土台不足すると起きること先に確認すること
LP予約前に離脱診療範囲と予約方法の明示
予約導線予約方法が分からず断念Web予約と電話の動線確認
CV測定効果を判断できないピクセルとイベントの設定

これらが欠けたまま広告だけ出すと、せっかく興味を持った保護者を取りこぼします。土台を先に整えてから配信する順番が、費用の無駄を防ぎます。

短期の反応より信頼形成を重視する理由

Instagram広告は、出してすぐ予約が殺到する種類の広告ではありません。保存やプロフィール確認を重ねながら保護者の中で信頼が育ち、必要なときに予約へ結びつきます。

そのため、初週の予約数だけで判断せず、相談しやすさと誤認防止を軸に育てる視点が向いています。

保護者が保存したくなる小児科クリニックのInstagram広告クリエイティブ

保護者が保存したくなる小児科Instagram広告クリエイティブの例

クリエイティブは、見た目の華やかさで競うものではありません。保護者が安心して保存し、次の行動へ進める情報設計こそが、小児科クリニックの広告では効きます。

フィードで信頼感を伝える静止画の作り方

フィードの静止画は、じっくり見られる前提で作ります。詰め込みすぎず、診療時間、Web予約、予防接種や乳幼児健診への対応など、保護者がまず知りたい情報を大きく示します。

泣いている子どもやぐったりした様子で不安を煽る画像は避けましょう。親子が落ち着いて受診している場面や明るい院内、図解で示した予約の流れのほうが、信頼につながります。

文字は、スマートフォンで一目で読める量にとどめます。読み切れないほどの文章は、最後まで読まれず保存もされにくくなります。

リールやストーリーズで離脱を防ぐ動画の組み立て

縦長の動画は、冒頭の1〜2秒で何の広告かを伝えることが肝心です。発熱の受診相談ができる小児科、Web予約に対応、といったテーマを最初に示すと離脱を防げます。

ストーリーズでは、タップで予約やプロフィールへ進める導線を分かりやすく置きます。当日性を伝えてよい場面でも、必ず当日診られると誤認させる表現は使いません。

リールでは、発熱や咳を診断で決めつけず、受診相談や予約方法を落ち着いたトーンで伝えます。にぎやかな演出よりも、安心して見られる雰囲気を優先しましょう。

カルーセルで受診の流れと診療内容を伝える順番

カルーセル広告は、保護者が保存して後で見返しやすい形式です。1枚ずつ情報を分けられるため、診療内容や受診の流れを順を追って示すのに向いています。

発熱時の受診相談、予防接種、乳幼児健診、持ち物、予約方法という並びにすると、保護者が必要な情報にたどり着きやすくなります。1枚目で全体像を示し、最後の1枚で予約への案内を置く構成が分かりやすいでしょう。

カルーセル構成の組み立て例

表示順伝える内容保護者が得られる安心
1枚目医院と診療範囲の紹介どんな相談ができるか分かる
2枚目発熱・咳の受診相談受診の目安が見える
3枚目予防接種・乳幼児健診予約できる内容が分かる
4枚目持ち物と感染対策来院前の準備ができる
5枚目予約方法とアクセス迷わず予約に進める

医療広告で避けたい画像・動画とテロップ

小児科クリニックの広告では、避けたい表現がはっきりしています。感染症への恐怖を煽るテロップ、保護者の焦りを強調する演出、診断を断定する字幕は使いません。

過度な患部の画像や、効果を保証するような比較表現も控えます。目立たせることよりも誤解を生まない情報を選ぶ姿勢が、結果として保護者の信頼を集めます。

保存とCTAをそろえる導線設計

クリエイティブの最後は、保存したくなる情報と、次の行動を示すCTAでしめくくります。CTAは主CVと合わせ、Web予約はこちら、予約方法を見る、など進む先が明確な言葉にします。

広告文、画像、動画、LPで伝える内容がそろっていると、保護者は安心して予約へ進めます。クリエイティブだけが良くてもLPと食い違えば、途中で離脱を招くでしょう。

保存されやすいのは、後で見返す価値があると感じられる情報です。予約方法や持ち物、診療時間のように、来院前にもう一度確認したくなる中身を意識して盛り込みます。

小児科クリニックのInstagram広告は配信面とオーディエンス設計で決まる

小児科Instagram広告の配信面とオーディエンス設計を示す図

配信を細かく絞れば成果が上がる、とは限りません。小児科クリニックの場合、通院できる範囲に無理なく届けつつ、新規と再訪を分けて設計することが、予約につながる配信の土台になります。

フィード・ストーリーズ・リールの使い分け

配信面ごとに得意な役割があります。フィードは情報をしっかり伝えるのに向き、ストーリーズは予約導線や当日の案内を素早く届けるのに合います。

リールや発見タブは、まだ医院を知らない保護者との出会いをつくります。どれかひとつに偏らず、伝えたい内容に合わせて配信面を組み合わせると、接点が広がります。

同じ予算でも、配信面の組み合わせ方で接触の質は変わります。新規との出会いを担う面と、予約を後押しする面を意識して分けると、無駄打ちが減るでしょう。

通院圏に合わせた地域配信の考え方

小児科クリニックは、子ども連れで通える範囲に来院が集中します。配信地域は実際に通院できるエリアを中心に置き、遠すぎる地域へ無駄に広げないことが費用を守ります。

ただし、狭めすぎると自分だけ狙われているというプライバシー侵害の感覚を保護者に与えかねません。通院圏として自然な広さを保つことが大切です。

新規向けと再訪向けのオーディエンス設計

オーディエンスは、新規と再訪で分けて考えます。新規には地域と子育て関連の興味を手がかりに広く届け、再訪にはLP訪問者やプロフィール訪問者、動画視聴者へ再び配信します。

  • 通院圏内の子育て世代
  • LP訪問者への再配信
  • プロフィール訪問者への再配信
  • 動画視聴者への再配信
  • 既存接点をもとにした類似配信

一度接触した保護者は、もう一度広告を見ることで予約に踏み切りやすくなります。新規で接点を広げ、再訪で予約を後押しする組み合わせが現実的でしょう。類似オーディエンスを使う場合は、元になるデータが小児科の来院者像と合っているかを確かめます。

Advantage系の自動化機能を使うときの注意

MetaのAdvantage+配置や自動化機能は、配信を効率化してくれます。便利な一方で、任せきりにすると通院圏外へ広がったり、意図しない面に出たりすることもあります。

使う場合は、配信地域や除外設定を確認し、医療広告として問題のある面に出ていないかを点検します。自動化は成果を保証する仕組みではなく、人の確認とセットで活きるものです。

医療広告で避けたいターゲティングの発想

ターゲティングで気をつけたいのは、疾患や身体の状態、家庭の状況を決めつける発想です。発熱で困っている保護者のように、相手の状態を断定する形で狙うやり方は避けます。

あくまで子育て中の保護者という広いくくりで届け、相談や予約の案内として伝えます。配信を細かくすることが成果ではなく、適切な相手へ無理なく届けることが目的です。

医療広告ガイドラインで小児科クリニックのInstagram広告が落ちないための表現

医療広告ガイドラインに沿った小児科広告表現のチェック画像

医療機関の広告には、一般の広告とは違うルールがあります。Instagram広告でも医療広告ガイドラインは同じように当てはまり、表現を誤れば審査落ちだけでなく保護者の誤解も招きます。

Instagram広告で注意したい医療表現

医療広告ガイドラインは、誇大広告や効果の保証、他院との優劣を示す比較優良広告などを制限しています。Instagram広告の短い文や字幕でも、この原則は変わりません。

絶対治る、必ず防げる、地域No.1、口コミで人気、といった表現は使えません。予防接種についても必ず防げると断定せず、対応している事実を伝えるにとどめます。

言い換えに迷ったら、断定をやめて相談の入口に置き換える発想が役立ちます。効果を約束する言葉を、対応内容や相談できる範囲を示す言葉へ置き換えるだけでも、審査と信頼の両面で安全に近づきます。

避けたい表現問題点言い換えの方向
必ず防げます効果の保証予防接種に対応しています
地域No.1比較優良広告地域の小児診療に対応
すぐ診てもらえます当日診療の保証受診や予約の相談ができます
放置すると危険不安を煽る表現気になる内容は相談できます

画像・動画・字幕・広告文の審査リスク

審査でつまずきやすいのは、文章よりも画像や字幕のことがあります。恐怖を煽るテロップ、効果を保証する表示、体験談や著しいビフォーアフターは、医療広告として問題になりやすい要素です。

広告文だけを整えても、画像や動画に断定的な表現が残っていれば見落とされません。クリエイティブ全体を通して、誤認を生む要素がないかを見渡すことが必要です。

所在地・診療内容・費用の情報開示

医療広告では、医院の所在地や連絡先、診療内容を明示する必要があります。自由診療が含まれる場合は、費用やリスク、回数、期間、個人差についても触れます。

小児科クリニックは保険診療が中心ですが、自費の検査や予防接種を扱うなら、その費用や条件を分かりやすく示します。隠さず開示する姿勢が、保護者の信頼にもつながるでしょう。

個人の状態を断定しない言い換え方

医療広告で特に避けたいのは、見る人の状態を決めつける表現です。お子さまは何々かもしれません、あなたは何々ではありませんか、といった呼びかけは、不安を煽るうえに不適切といえます。

代わりに、子どもの診療や予防接種に対応しています、気になる内容は医療機関で相談できます、と相談の入口として伝えます。安心や安全を断定せず、診療体制や説明体制、予約導線を具体的に示す形が無理のない表現です。

配信前のクリエイティブ点検

出稿前には、クリエイティブをひととおり点検します。断定的な字幕がないか、効果を保証していないか、不安を煽っていないか、必要な情報を開示しているかを順に確かめます。

この点検は、審査を通すためだけのものではありません。保護者に誤解を与えず、来院後のすれ違いを防ぐためにも役立ちます。

広告を見た保護者を予約につなげるLP・プロフィール・予約導線の整え方

広告からプロフィールとLPを経て予約につなげる導線のイラスト

広告で興味を持った保護者の多くは、プロフィールやLPを見てから予約します。だからこそ、広告とプロフィールとLPと予約導線を切れ目なくつなぐことが、予約数を伸ばす近道になります。

プロフィールで不安を下げる情報

広告から訪れた保護者は、まずプロフィールを確認します。診療内容、対象年齢、診療時間、Web予約や電話予約への動線、予防接種や乳幼児健診への対応を、ひと目で分かる形に整えます。

プロフィールのリンク、ハイライト、固定投稿は、それぞれ役割を分けます。ハイライトに予約方法や持ち物をまとめておくと、保護者が迷わず必要な情報へたどり着けるでしょう。

初めて訪れた医院のアカウントで、保護者が最初に確かめたいのは安心できる根拠です。診療時間や対応内容が古いまま放置されていないか、定期的に見直す習慣も信頼を支えます。

LPファーストビューと広告内容の一致

LPの最初に見える部分は、広告で伝えた内容とそろえます。広告で発熱の受診相談を打ち出したなら、LPの冒頭でも同じテーマがすぐ見えるようにします。

広告とLPの印象がずれると、保護者は思っていた内容と違うと感じて離れます。診療範囲、相談できる内容、予約方法を冒頭で示し、安心して読み進められる形にしましょう。

Web予約・電話・LINE・DMで迷わせない導線

予約方法は、保護者が迷わない形でそろえます。Web予約、電話、LINE、DM、相談フォームのうち自院で受けられる方法を分かりやすく並べ、それぞれのボタンを押しやすい位置に置きます。

予約導線向いている保護者整えるポイント
Web予約時間外に予約したい人24時間受付と分かりやすい画面
電話予約急いで確認したい人タップで発信できる番号表示
LINE・DM相談相談してから決めたい人受付時間と返信の目安
相談フォーム文章で伝えたい人入力項目を必要最小限に

診療時間外でも、Web予約や問い合わせができる導線を用意しておくと取りこぼしを防げます。スマートフォンでタップしやすい大きさと配置にすることも、地味ながら予約率を左右します。

診療範囲・相談情報で不足させてはいけない内容

LPで欠かせないのは、発熱や咳などの相談範囲、予防接種、乳幼児健診、診療時間、予約方法、当日受診の可否、持ち物、感染対策、所在地、電話番号です。これらが欠けると、保護者は不安を残したまま離脱します。

医師の専門性や設備、受診の流れも、分かる範囲で示すと安心材料になります。複数の医院がある場合は、医院ごとのページを分け、診療時間やアクセスを取り違えないようにします。

小児科クリニックのInstagram広告費を無駄にしない予算とCV測定

小児科Instagram広告の予算管理とCV測定を説明するイラスト

広告費は、出した後の測定で活きます。保存数や再生数だけを追わず、Web予約や電話タップといった予約に直結するCVを軸に評価することが、費用の無駄を防ぎます。

主CVと補助CVを分けて評価する

CVは、主CVと補助CVに分けて考えます。Web予約や電話予約は来院に直結する主CVで、プロフィール遷移、保存、LP遷移、動画視聴はその手前にある補助CVと位置づけます。

区分指標の例見るときの注意
主CVWeb予約・電話予約・予防接種予約来院や診療開始と区別する
補助CV保存・プロフィール遷移・LP遷移予約手前の動きとして見る
広告指標CPM・CPC・CTR・CPA・CVR単独でなく組み合わせて判断

両者を混ぜて評価すると、効果の判断がぼやけます。主CVで成果を測り、補助CVで途中の動きを把握する形にすると、改善の手がかりが見えてきます。

保存・プロフィール遷移・予約をどう評価するか

保存や動画再生は関心の表れではありますが、それ自体は来院ではありません。これらを成果のすべてと見なすと、予約につながらない広告を高く評価してしまう恐れがあります。

保存やプロフィール遷移は、予約という最終地点へ向かう途中経過として捉えます。許容できるCPAやLTVと照らし合わせて、予算配分を判断するのが現実的でしょう。

MetaピクセルとConversions APIの役割

CVを正しく測るには、Metaピクセルとイベント設定を整えます。ブラウザ側だけでは取りこぼしが出るため、サーバー側で計測を補うConversions APIを併用すると精度が上がります。

ただし、医療や健康、家庭の状況といったセンシティブな情報を、不要に広告計測へ送らない前提を守ります。何を送り、何を送らないかをあらかじめ決めておくことが大切です。

週次で見る広告指標

週単位では、配信が回っているかを確かめます。表示回数、CTR、CPC、予約に向かう動きが極端に悪化していないか、審査落ちやタグの不備が起きていないかを点検します。

週次の点検は、大きく外れた配信を早く止めるためのものです。細かな数字に一喜一憂せず、明らかな異常を見つける視点で見ます。

月次で改善するクリエイティブ・LP・導線

月単位では、クリエイティブ、配信面、LP、予約導線をまとめて見直します。反応の良い広告と悪い広告を比べ、保存や予約につながった要素を次に活かします。

  • 反応の良い広告と悪い広告の比較
  • LPの離脱箇所の確認
  • 予約導線のつまずき
  • 管理画面CVと実来院の照合
  • 重複・キャンセル・来院なしの点検

あわせて、管理画面のCVと実際の来院や診療開始を照らし合わせましょう。診療対象外の問い合わせ、重複、キャンセル、来院なしを点検すると、見かけの成果と実来院のずれが見えてきます。

管理画面のCV数だけを眺めていると、この差にはなかなか気づけません。予約台帳や電話履歴と突き合わせる手間こそが、広告費の質を確実に高めてくれます。

小児科クリニックのInstagram広告で明日から見直すべきこと

小児科Instagram広告で明日から見直すポイントを示すチェックリスト

最後に、明日から手をつける順番を整理します。小児科クリニックのInstagram広告は、クリエイティブの安全性、配信設計、プロフィールとLP、予約導線、CV測定を順に見直すと、費用を無駄にせず予約につながります。

最初に確認したい数項目

まず確認したいのは、クリエイティブが不安を煽っていないか、効果を保証していないかという安全性です。次に、配信地域が通院圏に合っているか、プロフィールとLPで予約方法が分かりやすいかを見ます。

  • クリエイティブの安全性
  • 通院圏に合った配信
  • プロフィールとLPの予約導線
  • 医療広告表現のチェック
  • CV測定とイベント設定

そして、Web予約や電話のCVが正しく測れているかを確かめます。この数項目がそろっているだけで、広告の土台は大きく安定するでしょう。

小児科クリニックならではの勝ち筋

小児科クリニックの強みは、保護者が繰り返し相談したくなる安心感にあります。不安を煽らず、発熱や予防接種、乳幼児健診の相談・予約を分かりやすく案内することが、ほかのカテゴリーとの違いを生みます。

派手な演出で目立つよりも、落ち着いて信頼を伝えるほうが子どもの医療では選ばれます。保存され、家族に相談され、必要なときに思い出される医院を目指すと長く効きます。

広告費を無駄にしないための順番

広告費を活かす順番は、受け皿を整えてから配信し、測りながら直す、という流れです。LPと予約導線とCV測定を先に用意し、安全なクリエイティブで配信を始め、週次と月次で見直します。

この順番を守るだけで、出してみたが予約につながらないというよくある失敗を避けられます。明日はまず、自院の受け皿が整っているかを確かめることから始めてみてください。

小児科クリニックの他媒体の広告運用ガイド

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AIで集患している人@山岡

AIで集患している人@山岡

自社の本業は医薬部外品等のネット通販。某巨大企業の社畜マーケターとしても活動中。個人マーケと大手マーケ、社長と社畜、の両岸を現在進行形で行っているのが最大の強み。某メジャー競技で全国優勝多数の元アスリート。生活も仕事もストイックすぎて誰ともなじめず友達はいないが悩んでもいない。AIエージェントをフル活用した「集患の全自動化」に挑戦中。すでに全自動化の仕組みは完成しており現在はテストを繰り返してバグを修正中。

執筆者・監修者について

監修者Supervisor

Dr.大木 沙織(おおき さおり)

皮膚科医 / 内科専門医 / 大木皮ふ科クリニック副院長

順天堂大学医学部卒業後、済生会川口総合病院・三井記念病院にて臨床研修を修了。現在は医療法人社団緑生会 大木皮ふ科クリニック(神奈川県相模原市)副院長。皮膚疾患全般に加え、内科・総合診療にも精通。当サイトの全記事の医学的正確性の監修を担当。